■二重課税されないＡＤＲ

米国株を保有すると配当金に米国と日本で二重課税されます。

確定申告すれば、二重課税は解消されます。しかしＮＩＳＡの場合は解消されません。

ですので、少なくともＮＩＳＡでは二重課税されない銘柄に投資したほうが有利です。

そのため米国で源泉徴収されない国のＡＤＲが望ましいです。

ＮＩＳＡの二重課税でいくら損するか試算してみました。120万円/年ｘ配当2%x米国の源泉徴収税10%=2400円/年。１年で２４００円ですので、たいした金額ではないですが、節約できるにこしたことはありません。毎年のことですしね。

下記リンクのブログの2017/09/17の記事によると、下記の国のＡＤＲであれば米国で源泉徴収されないようです。ジェトロの資料から調べられたようですが、私にはどの資料が原典か分かりませんでした。

源泉税率０％の国

・イギリス　・インド　・オーストラリア　・ブラジル　・シンガポール　・香港

下記に該当する場合、源泉税率０％の国のＡＤＲが有利ですね。

・ＮＩＳＡ

・確定申告が面倒なのでしない人

・所得税や住民税を納めていない人（外国税額控除できない）

SBI証券では下記の銘柄を扱っています。

■外部リンクなど（リンク切れはご容赦ください）

●米国株とソーシャルレンディングによるハイブリッド運用

●SBI証券　取り扱い銘柄一覧

(2017/10/10)