数多くのアノマリーが紹介されているボリュームのある本を読みました。

"Sell in May"といったアノマリーについてはときどき聞いたはしますが、アノマリー投資に特化した本を読むのは私ははじめてです。

株主優待や配当の時期を利用して株式の短期売買で利益をえられないか考えたこともあります。

私はアノマリー投資を取り入れる気はしませんでした。

理由は2つです。

①アノマリーは、現在でもたまたまの現象だった可能性があるから(n数が少ない)。つまり今後も生じるかどうか分かりません。
②アノマリー投資の本を読んでみつけたようなアノマリーは、すにで多くの人が取り組んでいるでしょう。つまり割高になっている可能性さえあるから。


■アノマリー投資 ――市場のサイクルは永遠なり (ウィザードブックシリーズ) 単行本 – 2013/3/16
ジェフリー・A・ハーシュ (著)


"4年ごとの大統領選挙や四半期末のポートフォリオの入れ替え、オプションの満期日と先物の納会、税務申告の期限、休日など、繰り返されるイベントはトレーダーや投資家に分かりやすい影響を及ぼす。  請求書の支払い、夏休み、休日の買い物、給料からの年金の天引きといった人々の日常は、マーケットに消すことのできない影響を及ぼす"

(2017/06/11)