CloudBeats で文字化け~MP3はID3v2.3/Unicode(UTF-16)が無難
■クラウド音楽プレイヤー
私はDropboxなどのクラウドサービスに音楽ファイルを置き、種々のデバイスで再生できます。
ただ以前から文字化けには悩まされていました。
このソフトは再生中の楽曲に加え、次に再生する楽曲もダウンロードしてあらかじめID3タグ情報を読み込むようです。
再生中の楽曲とその次のID3タグ情報が読み込まれると、順に文字化けしていってしまうのです。
私はてっきりCloudBeatsのバグだと思っていました。そして英語圏のソフトなので、日本語対応が不十分なのは仕方ないとあきらめていました。
しかし、CloudBeatsの文字化け現象は、必ずしもCloudBeatsのバグではないようです。
ID3タグ(MP3ファイルに書き込まれた楽曲情報)のバージョンが複数存在することより生じるようです。wiki
結局のところ、ID3のバージョンは下位互換は保障されておらず、最新の「ID3v2.4」ではなく、もっともメジャーな「ID3v2.3」を使い、文字コードをUnicode(UTF-16)にするのが無難なようです。
CloudBeatsでもID3タグを ID3v2.3/Unicode(UTF-16) にすると文字化けは生じなくなりました(^O^)
■mp3infp でID3タグを編集して文字化け解決
Windows用のフリーソフトです。
mp3ファイルを右クリックよりID3タグを表示できるだけではなく、修正もできます。
このソフトを使いID3タグをID3v2.3/Unicode(UTF-16)に変更すると文字化けは解決しました。
しかしすべてのファイルを1個ずつ変更していくのは面倒です。
■SuperTagEditor改 Plugin Version(Version1.03) L
複数のファイルを一度に変更できるソフトを探してSuperTagEditorにいきつきました。
しかし、本家のソフトではID3v2.3/Unicode(UTF-16)に変更する方法が分かりませんでした。
開発がストップしているのが理由かもしれません。
そこで SuperTagEditorを改造して作られたSTEP_MでID3タグを変更しようとしましたが、うまくいきませんでした。
どうやら改造元のSuperTagEditor1.02のバグ(SuperTagEditor1.03で修正された)が残ってしまっているようです。
最後にたどりついたのが、SuperTagEditor改 Plugin Version(Version1.03)です。
無事に一気にID3タグを変更できました!!!
■SuperTagEditor改 Plugin Version があれば、mp3infpは不要か?
ID3タグの変更は SuperTagEditor改 Plugin Version の方が一度にできて便利ですが、ID3タグの状態を確認したり、少数(アルバム1枚程度)のタグの変更には気軽に使える mp3infp の方が有用です。
ですので、両者とも必要というのが結論です。
June 24th, 2014