■クラウド音楽プレイヤー

音楽ファイルをクラウドで管理できるCloudBeats(500円、開発元 AppStore 日本語解説サイト)というiPhoneアプリはすごく便利です。

私はDropboxなどのクラウドサービスに音楽ファイルを置き、種々のデバイスで再生できます。

ただ以前から文字化けには悩まされていました。



このソフトは再生中の楽曲に加え、次に再生する楽曲もダウンロードしてあらかじめID3タグ情報を読み込むようです。

再生中の楽曲とその次のID3タグ情報が読み込まれると、順に文字化けしていってしまうのです。

私はてっきりCloudBeatsのバグだと思っていました。そして英語圏のソフトなので、日本語対応が不十分なのは仕方ないとあきらめていました。

しかし、CloudBeatsの文字化け現象は、必ずしもCloudBeatsのバグではないようです。

ID3タグ(MP3ファイルに書き込まれた楽曲情報)のバージョンが複数存在することより生じるようです。wiki 

結局のところ、ID3のバージョンは下位互換は保障されておらず、最新の「ID3v2.4」ではなく、もっともメジャーな「ID3v2.3」を使い、文字コードをUnicode(UTF-16)にするのが無難なようです。

CloudBeatsでもID3タグを ID3v2.3/Unicode(UTF-16) にすると文字化けは生じなくなりました(^O^)


■mp3infp でID3タグを編集して文字化け解決

Windows用のフリーソフトです。

mp3ファイルを右クリックよりID3タグを表示できるだけではなく、修正もできます。

うまくインストールできないパソコンもありましたが、窓の杜ではなく、こちらに置いてあるUnicode版だとインストールできました。

このソフトを使いID3タグをID3v2.3/Unicode(UTF-16)に変更すると文字化けは解決しました。



しかしすべてのファイルを1個ずつ変更していくのは面倒です。


■SuperTagEditor改 Plugin Version(Version1.03) L

複数のファイルを一度に変更できるソフトを探してSuperTagEditorにいきつきました。

しかし、本家のソフトではID3v2.3/Unicode(UTF-16)に変更する方法が分かりませんでした。

開発がストップしているのが理由かもしれません。


そこで SuperTagEditorを改造して作られたSTEP_MでID3タグを変更しようとしましたが、うまくいきませんでした。

どうやら改造元のSuperTagEditor1.02のバグ(SuperTagEditor1.03で修正された)が残ってしまっているようです。


最後にたどりついたのが、SuperTagEditor改 Plugin Version(Version1.03)です。

無事に一気にID3タグを変更できました!!!







■SuperTagEditor改 Plugin Version があれば、mp3infpは不要か?

ID3タグの変更は SuperTagEditor改 Plugin Version の方が一度にできて便利ですが、ID3タグの状態を確認したり、少数(アルバム1枚程度)のタグの変更には気軽に使える mp3infp の方が有用です。

ですので、両者とも必要というのが結論です。