第70回天神崎自然観察教室
■ナショナルトラスト運動
田辺市の天神崎は日本におけるナショナル・トラスト運動発祥の地と教科書で学んだ記憶があります。
その貴重な天神崎で、「天神崎の自然を大切にする会」が「自然観察教室」を開催してくださいました。
事前予約が必要なのを知らずに直接現地に行ってしまったのですが、参加させてくださいました。
保護運動への参加や運動の説明もなく、あっさりした印象です。無料です。
自身で虫網やバケツなどは持参された方が気楽です。忘れても貸してはくださいます。滑りにくい靴と転倒しても怪我しないような長袖、長ズボンがいいと思います。今回はたまたま曇ってすずしかったですが、例年はきっと暑いと思うので、熱中症にも注意が必要です。
13:00からはじまりました。
レクチャーのあと、13:15~14:15まで各自散らばって採取。
みんなの力を合わせると、カニや15cmぐらいの魚も結構捕まえられました。
みんなが採取した生き物をもちより、講師の先生が子供たちにやさしく教えてくださいました。
【学んだこと】
・ガンガゼ(針が長いウニ)は危ないので注意。
・ナマコは敵におそわれるとキュビエ器官という内臓から吐き出す。実際にねばねばしたものをみせていただきました。ネット検索してみると内臓を食べさせている間に逃げるという説明と、敵にからませて身動きできなくするという説明がありました。
・カメノテ、フジツボは貝ではなく甲殻類。かわいそうですが、割ってエビのような中身を観察させてくださいました。
・イソだまりにたくさんいる魚はハゼ。細長い魚はクモギンポ。
・ウミウシ、アメフラシ、ナマコの違い。解説していただきましたが、忘れてしまいました(T_T)
ウミウシ:貝の仲間。
アメフラシ:貝の仲間。
ナマコ:ウニ・ヒトデの仲間。
そして、ウミウシ、アメフラシ、ナマコを区別できるようになりたいです。
■楽しく、子供たちの勉強にもなったでしょう
私は教科学習の先取りなどより、自然や郷土とのふれあいを重視して子育てしています。
ですので、このようなイベントは理想的です。
今後は毎年参加させていただきたいと思います。
テレビ局も取材にきていました。
まだきちんと受け答えできない私の次男では、ニュースに使えなかったでしょうね(;^_^)。
■参考
●wiki~天神崎
●天神崎の自然を大切にする会
(2015/06/07)
June 7th, 2015