公文式のメリット、デメリット
おおたとしまさ氏という教育ジャーナリストが雑誌に記事を載せていました。「なぜ、東大生の3人に1人が公文式なのか?(祥伝社新書)」という本の著者です。
[メリット]
・自学自習の習慣がつく。与えられた課題はとにかくやるとい習慣がつく。面倒くさくても過大に取り組む忍耐力がみにつく。
・無学年性。先取りで勉強すれば、受験のときに他の科目を勉強する時間を確保できる。
・スモールステップなので、つまずかずに進める。
[デメリット]
・公文の小6で分数や少数も含めた四則混合計算を学ぶ。これらは中学受験塾の小4で終わるレベル。中学受験塾に入る小3の2月までに公文の小6レベルまで終わらせておかないとアドバンテージは得られない。年長くらいから公文式に通い、小3のうちに小6レベルの教材まで進んでおくことが理想。
・思考力は身につかない。幼稚園生が方程式を解くといっても、例題をまねてしているだけ。考えないで解く癖がついてしまう。
・スモールステップなので、一を聞いて十を知るといった経験ができない。
・自分で見直しをしない癖がつく。
・自宅で学習させるのは親の役目。
うちの子どもは公文式にお世話になりました。今も続けている科目も辞めた科目もあります。上記は私が感じていたとおりのメリット、デメリットです。
(2017/06/29)
June 29th, 2017