■iShares Global Utilities (JXI) iシェアーズ グローバル公益事業 ETF

配当目的の投資で電力株は定番ですよね。

先日配当目的で購入した通信株に続いて、電力株購入を検討することにしました。

iShares Global Utilities (JXI)は日本の証券会社経由でも購入できる公益事業セクターのETFです。

S&Pグローバル公益事業株指数に連動することを目指しています。

先進国の電力・ガス会社を中心に投資するETFです。




原油安にて急騰しているかと思いきや、そうでもないようです。



Yield3.52% 総経費率0.48%


■国別の比率



米国の割合が半分強。

米国の景気がいいこと、シェールオイルにより、米国の電力会社には期待できるので、米国にかたよった比重が私にはちょうどいいように感じました。


■総経費率0.48%の影響

総経費率0.48%というのは投資信託などと比べて安いとは思います。

ただ私は最近はこの程度の安い経費さえ、長期保有においては軽視はできないと思うようになりました。

米国InteractiveBrokers証券に口座を開設し、非常に廉価に外国株を売買できる環境になったからです。

そこで総経費率の影響を計算してみました。



[年利5%で100万円運用の場合]

年利5%のまま → 10年後 163万円 → 20年後 265万円
年利4.5%になると → 10年後 155万円(-8万円) → 20年後 241万円(-24万円)(-10.0%)

[年利7%で100万円運用の場合]

年利7%のまま → 10年後 197万円 → 20年後 387万円
年利6.5%になると → 10年後 188万円(-9万円) → 20年後 352万円(-35万円)(-9.9%)


総経費率0.5%により100万円の投資であっても20年後には数十万円、10%のパフォーマンスが落ちるようです。

長期保有の予定なので、面倒でも個別株を購入し、0.48%の経費さえも削減しようと思いました。




■手数料削減にチャレンジするも失敗

そこでETFの上位10銘柄の購入を試みることしにしました。

上位10銘柄でETFの37.9%を占め、国も米国、イギリス、スペイン、フランス、ドイツ、イタリアに分散できます。

私が米国InteractiveBrokers証券を使いこなしていない可能性も十分にあるのですが、上位10銘柄さえうまく購入できなみのがありました。



たとえうまく購入できても、37.9%にすぎません。

素直にETFを購入することにしました。



■リンク

iShares Global Utilities (JXI) のファクトシート


(2015/03/02)