簡単な問題でも間違えたら苦手問題集に入れる
■苦手問題集
勉強というのはできないことをできるようにすることですよね。なので子供には自分が間違える問題をみつけることを勉強の基本と指導しています。そして下記のような「苦手問題集」を作らせています。
うちでは苦手問題集はA5の用紙に作っています。表に問題のコピー、裏に解答のコピーを貼っています。そして定期的にA4の用紙に、A5の用紙2枚をコピーして解きます。マスターした問題は廃棄していきます。
この勉強法はかなり有効と感じています。自宅でコピーできる時代になり便利になりました。
■1番の1でも苦手問題集に入れる
息子は今回塾のテストを受けました。算数は1問しか間違えませんでした。唯一間違えたのはなんと1番の1。
368+95= という問題の答えを 1363 と答えます。本人は覚えていないのですが、おそらく「いったん100をたして5をひく」という計算の工夫をしようとして、「1000をたして5をひく」にしてしまったんでしょうね。
息子によるとテストの前半は簡単なので見直しなどせず、後半だけをゆっくり考えたり見直ししたりしたそうです。本題からずれますが、今回の場合どのように息子に指導すべきか私には分かりません。計算の工夫をするのは大切ですし、前半に自信があれば後半に時間を費やすのは悪くない戦略ですから。
■どんなに簡単でも間違えた問題は苦手問題集に入れるべし
1番の1だけ間違えるなんて珍しいパターンだなぁと笑いながら、息子にもう1度解かせてみました。するとなんと再び間違えたのです!
以前にも下記の簡単そうな問題を間違えたので、念のため苦手問題集に入れておいてもう一度解かせたところ、再度間違えたことがあります。そのときから簡単な問題でも苦手問題集にいれるべきなんだなと漠然とは思っていました。ただ時間の節約のため簡単な問題は省くべきという思いもありました。
ですが、今回のこと(1番の1でも再度間違えた)でどんなに簡単な問題でも苦手問題集にいれさせることにしました。きっと問題の難易度とは別に各人ごとに間違えやすいツボみたいなものがあるんでしょうね。
(2016/06/22)
June 22nd, 2018