■近鉄百貨店

今後近鉄デパート和歌山店で買い物する機会が増えそうです。お得な方法がないか調べてみました。

いろいろ調べましたが、株主優待に一番興味をひかれました。

▼KIPSクレジットカード…近鉄百貨店オリジナルのカードです。年会費が必要です。例えばKIPS MUFGカードでは年会費 本会員 1250円(税抜)、家族会員 400円(税抜)です。


▼近鉄友の会…1年で1か月分のボーナスなので、8%引きですね。悪くはないですが、金額も決まってしまいますし、使いにくそうに感じてしまいます。優待施設の利用にもあまり興味をひかれるものがありませんでした。

▼医師協カード…年会費無料のクレジットカードです。5%引き。

株主優待…食料品も10%引きになるのはうれしいですね。株主優待はありがいですが、かんじんの株価について検討してみます。


▼外商…あるんでしょうけど、外商マンに自宅までこられたり、一定金額以上買い物しないといけないプレッシャーがあったりが嫌ですね。

■株価は割高、しかも配当なし

近鉄百貨店(8244)の株を100株以上で優待の権利を得られます。鉄道の近鉄グループホールディングス(9041)と間違えないようにしないといけませんね。100株で現在だと349000円です。権利確定月は2月と8月です。

株価は割高ですね。しかもずっと無配当のようです。どうしてこんなに割高なんでしょうか。阿倍ハルカスが中国人観光客でにぎわっているからでしょうか。中国人観光客の爆買いもすでにピークをこえているようで、心配です。

株主優待の権利を得るための349000円を私は他で年2%で運用できると仮定すると、年間6980円の機会損失です。医師協カードの5%が株主優待の10%になるとして、この6980円を埋めるには年間139600円を買い物すればいい計算です。年間139600円の買い物をするかどうかは今の時点では微妙です。

株価が割高な印象をもっている銘柄なので、年7%の運用に相当しないと割に合わないのかもしれません。そうだとすると年間488600円も買い物しないといけない計算です。近鉄百貨店の和歌山店でこんなに買い物することはありませんが、阿倍野店に行く習慣になれば使うかもしれません。

株主優待利用する場合にデメリット2つあります。財布にいれておくカードが1枚増えてしまうことと、現金での支払いが面倒ということです。

冷静に考えると本当にお得かどうかは微妙ですが、気持ち的には10%引きで買い物できたらうれしいと思います。ですので妻に100株だけ購入してもらうことにします。私は購入しないで医師協カードで5%引きにしてもらうことにします。



■外部リンクなど(リンク切れはご容赦ください)

●近鉄百貨店

●医師協カード

●KiPS

●近鉄友の会

●近鉄株主優待

(2017/10/8)