経済雑誌にメキシコが特集されていました。

自動車メーカーが次々にメキシコに工場を作りはじめているそうです。

日本の自動車メーカーも加わっています。

北米、中南米に近いという地理的条件に加えて、広範囲の国とFTAを結んでいます。

■安い人件費

人件費が安いというのも理由だそうです。

私のメキシコの人件費はブラジルと同じぐらいと思っていました。

実際には
 単純労働者の月給は米国、日本の1/7、ブラジルの4割、中国の9割
という人件費だそうです。

非常に安いですね。

さらには現在のところ賃金上昇のスピードもゆるやかなようです。


■中国がライバルだった

1994年NAFTA(北米自由貿易協定)の発効でメキシコは"世界の工場"になりかけるも、2001年に中国がWTO(世界貿易機関)に加盟したことにより、その座を奪われました。

そして靴や服といった産業が衰退していきました。

しかしすでに中国より人件費は安いのです。


■投資するか

三菱UFJリサーチ&コンサルティング社のレポートによると強みは国家財務の健全性だそうです。弱みは規制による産業競争力の弱さだそうです。

ということは規制緩和できれば高成長を期待できます。

また労働人口も非常に多いようです。

ですので私はメキシコのETFを買い増すことにしました。

メキシコ株が含まれている
・iシェアーズ ラテンアメリカ 40 ETF(ILF) L
・バンガード FTSEエマージングマーケッツETF(VWO) L
・バンガード トータル ワールド ストックETF(VT) L
を保有していますが、
・iシェアーズ MSCI メキシコ・キャプト ETF(EWW) L
を買い増そうと思います。




三菱UFJリサーチ&コンサルティング社のレポート

(2014/11/08)