■BUYかSELLか

米国IB(InteractiveBrokers)証券を使用し始めるときに、まずは日本円を送金しました。日本円を米ドルに両替しようとしたら、米ドルの借金をして日本円が増えてしまいました。恥ずかしい話ですが、いまだに私はBUYかSELLか分からなくなってしまいます。

そこでまとめておくことにします。

日本円を米ドルにするとき
USD CASH IDEALPRO JPY USD.JPY BUY

米ドルを日本円にするとき
USD CASH IDEALPRO JPY USD.JPY SELL

ユーロを米ドルにするとき
EUR CASH IDEALPRO USD EUR.USD SELL

米ドルをユーロにするとき
EUR CASH IDEALPRO USD EUR.USD BUY


■キャリートレード

金利の安い通貨(今回は日本円)で借入して、他の通貨で運用するのをキャリートレードというのですよね。こういったことを(意図して)するのははじめてです。キャリートレード

理論的には金利差は為替に収斂されていくのだと思うので、こういった取り引きが必ずしも有利ではない可能性は十分にあります。さらにInteractiveBrokers証券に余分に金利を支払うわけですし。

有利か不利か分からないのですが、興味深いのでしばらくキャリートレードなるものを体験してみようと思います。借金しての投資はリスクが高まるでしょうが、InteractiveBrokers証券には資産の一部なので損失額は一定範囲になるので、経験を積んでみようと思います。


■実際の取り引きの経過

今回は2つのことをしてみようと思います。

・ユーロが余っているので、米ドルに両替する。
・日本円の借金をしていますが、日本円の借金の金額を増やして金利を下げる。

(日本の借金の金利は1100万円以下だと1.5%/年、1100万円以上だと1.0%/年です)

まずは自身のキャッシュの状況をみてみます。


上記のように21321ユーロ保有しています。不要なのでユーロを米ドルに両替することにします。

今回は勉強を兼ねているので、手数料はもったいないですが、2回に分けて両替してみます。

まず2000ユーロをSELLします。金額が少ないのと、週末で即時取引できないので警告が出ます。







取り引きが成立しました。21321ユーロのうち2000ユーロが米ドルに両替されました。


残りは19321ユーロです。残り全てを米ドルに両替します。SELLです。



上記の取り引き成立し、下記のように0ユーロになりました。すっきりしました。


さらに日本円を売ってみます。上述のように11000万円以上借金した方が金利が下がるのです。

日本円の借金を増やす=日本円を米ドルに両替する には USD CASH IDEALPRO JPY USD.JPY BUY ですね。

日本円を30000米ドルに両替します。


下記のように予定通り日本円の借金が増えていますね。金利1.5%が1.0%に下がります。


上記の5万4007ドルを有効活用しないといけません。10万米ドル以下には金利がつきません。何か株を購入することにします。



■外部リンクなど(リンク切れはご容赦ください)

米国IB(InteractiveBrokers)証券の金利~当ブログ

(2017/11/06)