■生活レベルを下げるべし

先日読んだ家計コンサルタントが書かれた記事はすんなりを受けられられました。(どこのサイトで読んだと思うのですが、どこか分からなくなってしまいました。)

趣旨は下記のとおりです。

"年収500万の人からすれば、年収1000万円の人が貯金できていないのは不思議。しかし年収1000万円の人は、年収1000万円に応じた生活をしてしうまうので、貯金できないのも不思議ではない。

無駄なものを購入しないという方法では解決しない。1000万円の収入の人にとっては、無駄ではなく、必要だと思っての支出なのだから。

貯金をするには、生活レベルを落とすというつらい方法しかない。年収500万円の人のような生活をすれば貯金できる。"

なるほどーと思いました。税金を加味すると、年収500万円の人と年収1000万円の人の差はさらに縮まるでしょうね。また年収1000万円の奥さんが専業主婦で、年収500万円の人の奥さんが仕事を続けていたら、可処分所得は逆転してしまっても不思議はありません。

■年収が下がってしまったら

高額報酬を得ているスポーツ選手が引退後破産するというのは、よく聞く話です。

下記の記事では5つの理由が書いてありますが、直感的に予想できるように「生涯賃金を考えずに、高給を得た年の収入が延々と続くかのように浪費してしまう」ということですね。

見方を変えるとスポーツ選手は稼げる期間が短いと分かっているはずなのに、対応できないんですね。下記の記事によるとNFLの選手は3.5年しか活躍できないんですね。

われわれ一般の労働者も病気やリストラなどに備えてしっかり蓄えないといけないと思いますが、備えすぎはよくなく、そういった際には社会保障に頼るべきという考えが適切なのかもしれません。

■参考

●From Stoked to Broke: Why Are So Many Professional Athletes Going Bankrupt?


(2015/10/06)

●年収1100万円なのに貯金が出来ませんという男性に、本気でアドバイスをしてみた。(中嶋よしふみ SCOL編集長・FP)
今回のエントリーを書いたとき、どこで読んだ記事か忘れてしまっていましたが、後日発見いたしました。
再読しましたが、いい記事でした。
"お金を払っている以上、対価として何かしらの価値を得ている事は間違いない。節約をしたいと思っているのだから本当に無駄だと判断していればとっくにその支出をストップしているはずだ。"
著者の中嶋よしふみ氏の記事を他にも拝読いたしましたが、他にもすばらしい記事ばかりでした。

(2015/10/16)