■どのデータをもとにアセットアロケーションを行うか

個別銘柄の選択ではなく、アセットアロケーションが投資において重要というのは分かってはいます。

しかし、どのようなポートフィリオにすべきかはなかなか難しい問題です。

難しい一番の原因は人類の過去のデータが今後も通用するかどうか分からないというところにあります。

また人類の過去のデータといっても、どの時期を参考にするかによって異なります。

さらに売買コスト、税金、借金しての投資なども加味すると本当に難しい問題です。


■12のアセットクラス

「わたしのインデックス」
では比較的多い下記の12のアセットクラスを採用しています。

01.現金
02.日本株
03.先進国株(日本以外)
04.エマージング株
05.日本債券
06.先進国債券
07.エマージング債
08.日本REIT
09.先進国REIT
10.エマージングREIT
11.コモディティ
12.金

金がコモディティに含めるのが一般的だとは思うのですが、私の感覚では金は農作物や石油といったコモディティとは違うので都合がいいです。


■目標ポートフィリオを決めてみます

上述のようにポートフィリオを決めるのは一筋縄ではいかないので、ある程度直感というか、テキトーにきめるしかありません。

あまり深い根拠はありませんが、私は下記のようのなポートフィリオを目指すことにします。

01.現金 5%
02.日本株 3%
03.先進国株(日本以外) 32%
04.エマージング株 20%
05.日本債券 0%
06.先進国債券 0%
07.エマージング債 10%
08.日本REIT 0%
09.先進国REIT 13%
10.エマージングREIT 7%
11.コモディティ 0%
12.金 10%

「わたしのインデックス」に上記ポートフィリオを入力して、計算してみました。

日本円8.0%、外貨92%というのは私好みです。

平均リターンは計算上は10%です。

10%のリターンがあれば満足ですが、これからの時代は10%ものリターンは難しいような気もしています。







■リバランスの頻度

わたしのインデックス の分析によると
15%変化や3年毎のリバランスの成績がいいようです。



私は現在は本業があるので、手間がかからない方がいいです。

今まで通り、気がむいたときに目標ポートフィリオに達していないものを買い増していこうと思います。

基本的には売却はしません。

昨今は売買コストは安いですが、税金がかかりますからね。

売却は退職後に少しずつ行うことになるでしょう。


■参考

●山崎元の「ホンネの投資教室」~2009年2月20日アセットアロケーションを計算する

●ファンドの海
アセットクラスは5つ。分析できる。

アセットアロケーションのサンプル集

(2015/08/06)