移動オフィス

■キャンピングカー

自動車内での時間を有意義に過ごすために、自動車内をオフィス化する方法を調べてみました。

まず思いついたのがキャンピングカーです。軽自動車ベースのキャンピングカーなんかもあるんですね。キャンピングカーたる要素にもいろいろあるでしょうが、ざっといって社内で眠れる、キッチンがある、FFヒーターがある、電源がある、冷蔵庫がある、シャワーがある、トイレがある、テーブルがあるといった優先順位です。

オフィス化とは優先順位が異なります。

■移動オフィス

私のような目的での車の改造は「移動オフィス」というキーワードで調べるといいようです。

キャンピングカーは完全にカスタマイズというよりは、ある程度メーカーとラインナップが定まっています。移動オフィスはそこまでの需要がないのか完全なカスタマイズの世界ですね。

移動オフィスカーを入手できる目処がたったのはいいのですが、デメリットも気になってきました。大きい車種は運転しにくい、普段は普通の車の方が使い勝手がいい、といったことです。

■テーブルがネック

普通の乗用車でもひざにノートパソコンをおけばオフィスともいえるでしょう。次の段階を目指すとすれば、テーブルでしょうね。さらには電源やインターネット環境でしょう。

電源はAnker PowerHouseなどのバッテリーでいけそうです。エアコンをつけるために車のエンジンはつけたままのことが多いでしょうから、車から電気をとるインバーターでもいいでしょうね。

インターネット環境はいまどきは簡単に整えられます。

問題はテーブルですね。

保有している軽自動車とＳＵＶで助手席を前までスライドさせてどれくらいのスペースがあるか測ってみました。軽自動車は縦40cm、横40cm、SUVは縦40cm、横45cmといったところででした。人間が座るスペースもいるので、実際におけるテーブルはずっと小さくなります。

ちなみに私の職場も書斎の机の奥行きは60cmです。デスクトップパソコンのモニター、キーボードに加えて、キーボードの手間に書類を置いても作業できていい感じです。保有している大き目のノートパソコンの奥行きは28cmでした。車内でも奥行き50cmあればうれしいものの私の保有している車ではとても無理そうです。

しかし、ミニバンなら可能です。私の保有しているSUVと大きさは大差ないのに足元の空間はずっと広くできるんですね。世間でミニバンが人気なのもうなずけます。

■折りたたみ式サイドテーブル

テーブルはアウトドア用をまずは検討しました。軽量で組み立て式のものが多そうですからね。ですが、アウトドアだけあって大きなものが多く車内での利用には不適切でした。

ソファの横に置く目的のものがよさそうです。「サイドテーブル」というキーワードで調べるのがよかったです。

四脚より、中央にポールがあるタイプの方が車内に置きやすいでしょう。

また据え付けタイプのほうが安定性がいいでしょうね。

ハイエースのカスタマイズを行っている堺市の株式会社ジェイクラブが作っているLEGANCEセカンドキャンピングテーブルという商品が理想的だと思いました。

ただこのためにミニバンに乗り換え、カスタマイズを依頼するというのも躊躇します。私も煮え切らない男ですね(^_^;)

■外部リンクなど（リンク切れはご容赦ください）

●LEGANCEセカンドキャンピングテーブル

この商品はよさそうです。くるくる回転させるのではなく跳ね上げてはずせます。また高さ調節もできます。サイズは59cm×32cmです。取り扱い店舗がサイトにて紹介されていて、堺市の株式会社ジェイクラブ以外でも取り付けてもらえそうです。

http://www.j-club.info/interior/camping_table.html