■先生の教え方が上手

YouTubeの授業付きの参考書があります。いずれの先生の説明も分かりやすいです。きっと授業前に十二分に準備されているのでしょう。私も大学生時代に塾講師のアルバイトしていたのですが、まったくレベルが違います。

素晴らしい内容ですが、いずれも塾の授業と同様の黒板、電子黒板を使った授業です。アニメーションが入っていたりといったことはありません。普通の塾の授業の動画配信です。派手さや面白みはありません。

こういった勉強っぽいものだけではなく、特に理科なんかは NHK for school も観させた方がいいと思います。

やさしくまるごとシリーズは、6年分の小学校の授業のまとめです。受験勉強の入る前の段階でみておくといいです。

きょうこ先生とチューリッヒ先生は受験算数の入門です。

ただいずれも問題数が少ないです。問題集と併用する必要しないと実力はつかないでしょうね。もしくは問題集を中心に勉強して、つまづいたところだけの授業を観るとか、気分転換に観るといった利用法がいいのかもしれません。

算数を観る順序をつけるとすると、やさしくまるごと小学算数→チューリッヒ先生の計算問題中学入試対策ゼミ→きょうこ先生のはじめまして受験算数 数・割合と比・速さ編→きょうこ先生のはじめまして受験算数 図形・場合の数編 ですね。

●やさしくまるごと小学国語 5~20分 x 132動画 = 約33時間
  説明が上手です。
●やさしくまるごと小学算数 5~20分 x 154動画 = 約39時間
  物静かで優しい雰囲気の先生。物静かなので、子どもの集中力が続かないかも。
●やさしくまるごと小学理科 5~20分 x 172動画 = 約43時間
  「なんでだろう?」など子どもに語りかけるような語り口。子どもがひきつけられそう。
●やさしくまるごと小学社会 5~20分 x 91動画 = 約23時間
   子どもに語りかけるような語り口。

一覧

動画は完璧です。先生が咳払いするといったこともありません。数秒のロスさえないように編集されています。

国語の動画42「国語辞典の引き方」は私自身も勉強になりました。清音、濁音(てんてん)、半濁音(まる)の順は子供に国語を教えていて思い出していました。

しかし「べんきょう、ペンキ、へんじ」だと「へ」「べ」「ぺ」の順というわけではないそうです。「へんきょう、へんき、へんし」にして50音順にしないといけないとのこと。50音順で同じになるときだけ、清音、濁音(てんてん)、半濁音(まる)の順になるそうです。そういわれればそうですね。こういった落とし穴も前もって教えられるのはプロ講師ですね。親が教えていると、子どもが問題を間違えてからこういった落とし穴に気づきます。

●チューリッヒ先生の計算問題中学入試対策ゼミ
30分程度x 53動画 = 約27時間
チューリッヒというニックネームの先生の授業。黒板を使った授業。「計算問題」に特化した内容ではありません。受験算数の導入にいいですね。

●きょうこ先生のはじめまして受験算数 数・割合と比・速さ編
15分~40分 x 53動画 = 約22時間
上記以外に自身で勉強する時間も必要です。

●きょうこ先生のはじめまして受験算数 図形・場合の数編
15分~40分 x 47動画 = 約20時間
上記以外に自身で勉強する時間も必要です。

■外部リンクなど(リンク切れはご容赦ください)

●NHK for School~白洲三郎の日記

(2017/09/26)