今調べてみたら、WTI原油先物で44ドル/ガロンです。先月は40ドル割れしていた時期もあるんですね。昨年末に70ドル割れのニュースに触発されてブログ記事をかきましたから、隔世の感を禁じえません。

原油の生産コストより、30ドルまでは投資しないと以前に書きました。主には生産コストを参考に30ドルまでは投資しないことにしたんでした。当時は30ドルというのは現実感のない価格でしたが、いよいよ差し迫ってきました。


プロの人には当たり前でしょうが、当時の私に抜け落ちていた視点があります。

原油を備蓄できる量には限度があるということです。現在も消費量以上の生産が続いているようですから、いつかは備蓄できなくなってしまうでしょう。そうなると生産コスト以下の価格になることは十分に考えられます。

いつごろになりそうなのか10分ぐらいネットサーフィンして調べてみましたが、よく分かりませんでした。

いずれにしろまだ原油に投資するのは、まだ早いと思いました。

■参考

●原油価格70ドル割れしましたが、私は30ドルまで待ちます(2014/12/09)(2015/04/16追記)

●原油への投資はしないことにしました(2014/11/15)

●ZUUonline~石油価格は底を打ったか…それとも30ドルまで下落を見るか?
" 石油の在庫はやがて再び増加し始めるだろうが、昨年よりも保管場所の確保が難しい状況だ。今後6カ月間、在庫保管がより困難に(そしてより高コストに)なれば、原油を買って在庫を抱えるリスクを恐れる業者を納得させるために、石油価格はさらなる下落を強いられるかもしれない。"

●楽天証券~WTI原油先物チャート

(2015/09/29)