直感を裏切る数学 「思い込み」にだまされない数学的思考法 (ブルーバックス)
直感を裏切る数学 「思い込み」にだまされない数学的思考法 (ブルーバックス) 新書 – 2014/11/21 神永 正博 (著) を読みました。
久しぶりのブルーバックスです。10年以上ぶりかもしれません。大学生のとき、相対性理論に関するものなど何十冊もブルーバックスを読んだ記憶があります。
この本は、数学的な面白いエピソードが紹介されています。
勉強には役立たないでしょうから、高校2年生ぐらいで受験勉強もはじまっていない時期に、数学好きの高校生が娯楽に読むのにちょうどいい気がします。
自分の子供たちに推奨図書リストを作るのもいいかもしれません。時代も変わるでしょうし、おせっかいかもしれません。親に勧められると、余計読みたくなくなるかもしれませんしね。
マイクロソフトの入社試験で、マンホールのふたがまるいのはなぜかという問題が出たそうです。一番の理由は向きを変えても落ちないからだそうです。
落ちないのは円でなくても、ルーローの多角形のような定幅(ていふく)図形でも同様なようです。
そういえば最近、ルーローの三角形を形にした自動掃除機が発売されました。部屋の角まで掃除できるからだそうです。本体全体が回転しながら直線の壁を掃除するわけではないでしょうから、普通の正三角形でいいような気がするのですが、私の数学力が足りないからそう思ってしまうのかもしれません。
■参考
●日本経済新聞~マンホールのふたが丸い理由
(2015/11/6)
November 23rd, 2015